さまざまな記事 「雇い止めを取り消してほしい」 秋田県農協共済株式会社(秋田市)で1年契約の嘱託社員として働いていたAさん(女性、50代)が今年3月、「雇い止め」を言い渡されました。契約はこれまで3度更新され、Aさんは3年半働いてきました。 「本社では、1人いなくなったな、くらいに思って... 2025.08.01 さまざまな記事記事
コラム 「踏まないで」と言い続ける 間もなく参院選の投票日です。 メディアの調査は「参政党」の議席増を予測していますが、今回の選挙戦で躍進したのは参政党というよりも「憎悪と分断」ではないか、と感じます。代わりに後退したのが「踏み越えてはならない一線」です。【お断り】この記事に... 2025.07.17 さまざまな記事コラムジェンダー
生活保護の記事 「誰のための行政なのか」 秋田市の佐々木良幸福祉保健部長(左)に要請を手渡す「秋田生活と健康を守る会」会長の後藤和夫さん 「全ての当事者の返還を取り消し、全員に謝罪をしてほしい」 秋田市が精神障害のある生活保護利用者約120人に対し、長年支給ミスをしてきた「障害者加... 2025.07.15 生活保護の記事記事
生活保護の記事 「秋田市の決定は違法」 秋田県が返還取り消す 生活保護費「障害者加算」問題 秋田県の裁決書(「秋田生活と健康を守る会」提供) 「秋田市の決定は著しく妥当性を欠き、違法」 秋田市が精神障害のある生活保護利用者約120人に対し、長年支給ミスをしてきた「障害者加算」の過去5年分を返すよう求めている問題で、秋田県は7月11... 2025.07.14 生活保護の記事記事
さまざまな記事 「お米が高い」と言いたくない 私が暮らす秋田県は、国内有数の米どころです。稲作は身近な存在で、たとえば母の実家は専業の米農家。以前勤めていた会社の上司は農作業をしてから出勤する兼業の米農家でした。 よく耳にしてきた言葉があります。それは「米が安くて労力に見合わない」「農... 2025.06.28 さまざまな記事記事
ジェンダー 子どもの人権はどこへ 教育に入り込む「結婚の気運醸成」 秋田県の高校生向け副読本② 少子化を考える高等学校家庭科副読本「考えよう ライフプランと地域の未来」(2020年3月発行) 高校生に「結婚と出産の大切さ」を強調し、ふるさと秋田のために「家族をつくること」を強く意識させる――。秋田県が「少子化対策」として公費で作成して... 2025.06.25 ジェンダー記事
ジェンダー 「まるで、結婚が義務みたい」 秋田県、高校生向けに「結婚の気運醸成」副読本① 副読本「考えよう ふるさと秋田とわたしの未来」の中にあるライフプラン作成シート 上の画像をご覧ください。 これは、秋田県が2021年度から公費で作成している高校1年生の副読本「考えよう ふるさと秋田とわたしの未来」についているワークシートで... 2025.06.24 ジェンダー記事
ジェンダー 「私はただ、私の名前でいたい」 名字には、苦い思い出があります。 私は旧姓池田といいます。池田美和子という名前で育ち、大人になり、結婚を機に改姓しました。 婚姻は両性の合意のみで成立する――と憲法24条には書いてあります。しかし現実は、名字の選択にも「家」の意向が重くのし... 2025.05.24 ジェンダー記事
生活保護の記事 「時間をかけず答えたい」 秋田市の「障害者加算」返還問題 市長、当事者と初めて面会 秋田市で起きた生活保護費の「障害者加算」返還問題をめぐり、当事者と支援者が12日に秋田市役所で沼谷純市長と懇談しました。「生活保護世帯に障害者加算の返還を求めないでほしい」という当事者の声に、沼谷市長は「即答はできないものの、重く受け止めて... 2025.05.12 生活保護の記事記事
ジェンダー つぶやきから生まれた質問状 秋田県知事選挙が3月20日、告示されました。投開票は4月6日です。 今回、身近な人たちと相談し、協力し合って立候補予定者の猿田和三さんと鈴木健太さんに「ジェンダー平等と多様性」をテーマにした質問状を送りました。回答はこちらです きっかけは、... 2025.03.12 ジェンダー記事
ジェンダー 「優生思想につながる」 プレコン問題 秋田県議会で質疑 国や自治体による「官製」のプレコンセプションケア(受胎前ケア=女性やカップルに、将来の妊娠のための健康教育を促す取り組み)の一環として、秋田県が高校生に配布した冊子について3月4日、秋田県議会で質疑が行われました。秋田県が公費で全県の高校2... 2025.03.05 ジェンダー記事
ジェンダー 抵抗は続いていく 新型コロナウイルスが流行し始めた2020年、秋田県内では、感染者に対する誹謗中傷やデマによる人権侵害が深刻化していました。 〈社会的弱者をなぜ地域社会全体で守ろうとしないのでしょうか。大勢の利益の為に小の利益を捨ててもいいとは思えません〉―... 2025.02.23 ジェンダー記事
ジェンダー 「女の人生は、卵子中心に動くのか?」 〈遅くとも、初産を35歳までに‼〉〈脱草食化!脱セックスレス!〉〈子どもを望むなら、手遅れにならないように…〉― 秋田県が、公費で全県の高校2年生に配ったプレコンセプションケア(女性やカップルに将来の妊娠のための健康教育を促す取り組み)の冊... 2025.01.31 ジェンダー記事
ジェンダー 若い女性へのまなざし ふと思い立ち、秋田県議会の会議録検索システムに「若い女性」「若年女性」とキーワードを入れて検索してみました。人口減少や少子化対策の議論の中で、果たして「若い女性」がどのような存在として見られ、語られているのか、知りたいと思いました。 期間は... 2024.12.04 ジェンダー記事
ジェンダー 妊娠や人口を語る前に 日本版プレコンセプションケアの危うさ 女性は、子どもを産むために存在していると言いたいのだろうか? こう考え込まされる言葉に出会いました。「日本版プレコンセプションケア」(略してプレコン)という言葉です。 日本におけるプレコンは一言でいうと「女性やカップルに、将来の妊娠を考えて... 2024.12.03 ジェンダー記事
ジェンダー 避難所の生理用品が足りないのは、なぜ 生理といえば思い出すのは、体育の時間です。私の中学時代(1990年前後)、女子の体操着はブルマーでした。ブルマーになるたび、下着がはみ出していないか気が気ではなく、周囲の視線が気になりました。私の周りの女子はみんな、体形や肌があらわになるブ... 2024.10.15 ジェンダー記事
ジェンダー 女性議員のいないまちで 最近、秋田県内の男性議員Aさんと話しました。 Aさんが住むまちでは、ある公共事業が進められようとしています。Aさんはこの事業に「個人的には反対」。けれどAさんのいる派閥が賛成しているので、やむなく賛成に回っています。 まちの財政状況を考えれ... 2024.09.03 ジェンダー記事
生活保護の記事 地方の声に、どうこたえるのか 〈今晩は少し風が吹いていますね。部屋はとても暑いので脱出して、竿燈の音を聞きながらスーパーへ行って涼んでいるところです〉 8月5日夜、秋田市のAさんからメッセージが届きました。 官庁街へ続く大通りで、4日間にわたり開かれる夏の伝統行事「秋田... 2024.08.07 生活保護の記事記事
ジェンダー 女子と男子の開きは68年 〈県人寮の67%が男子専用 深刻な男女格差〉というタイトルの記事をSNSで目にしました。 「県人寮」は、地方から首都圏の大学に進学した学生を受け入れる寮。道府県の育英会が運営している例が多く、地元出身の学生のみが入居できます。ここに深刻な男... 2024.07.10 ジェンダー記事
ジェンダー 「痛みを失ったら終わり」 議員になって、見えたこと 先日、ある研究者に「秋田県は女性の人口流出がとても多く、研究者の間で非常に注目されている」と聞きました。そんな秋田で1月、県議会や市町村議会の女性たちがつながり「秋田県女性議員ネットワーク」を立ち上げました。 秋田県の全議員(県議と市町村議... 2024.02.21 ジェンダー記事
さまざまな記事 「雇い止めをなくしてほしい」 非正規公務員Kさんの声 「会計年度任用職員」を知っていますか。自治体などの公的職種で働く非正規の公務員です。正規職員と違って雇用に限りがあり、任期は最長1年、更新は2回まで(3年間)とする自治体が少なくありません。保育士、学童保育指導員、女性相談員などさまざまな職... 2024.02.07 さまざまな記事記事
ジェンダー なぜ女性たちはつながるのか 秋田県内の女性議員がネットワークをつくり、1月25日に秋田市で初回ミーティングを開きました。なぜ今、女性の「つながり」が必要なのか。女性議員の声をもとに、考えたいと思います。偏っていることに、慣れ過ぎている まず、数字で現状を見てみます。秋... 2024.01.29 ジェンダー記事