LGBTQ+

ジェンダー

あなたは、なぜ名乗らずにいられるのか

地方紙の記者だった数年前、原稿に書くのをためらった言葉がありました。「シスジェンダー」と「ヘテロセクシュアル」です。広く知られた言葉ではないから――という理由でした。  「性的マイノリティ」「LGBT」という言葉を書く機会は年々増えていった...
ジェンダー

同性カップルの続柄 現時点では「同居人」のまま 秋田市と潟上市

長崎県大村市が男性同士のカップルに交付した住民票の続柄に、事実婚関係の異性カップルに用いられる「夫(未届)」と記載していたことが5月27日にニュースになりました。家族として暮らしていても、同性カップルはこれまで「同居人」と記載されてきました...
ジェンダー

「2人が幸せなら」を超えた日

「結婚に対する考え方が、若い時とはずいぶん変わりました」。仙台市に住む小浜耕治さん(61)はこう語ります。  小浜さんには男性のパートナー(79)がいます。出会ったころは「一緒に暮らせるだけで幸せ」と思っていました。しかしその思いは、年を重...
ジェンダー

性的マイノリティが地方で働くということ

地方で暮らす性的マイノリティは、就職活動や職場でどのような困難に直面しているのか。東北でのアンケート調査を基に考えるオンラインイベントが4月13日に行われました。調査から浮かび上がったのは、「男女」の性別二元論や異性愛を前提としたルールがあ...
ジェンダー

マイノリティの声に、耳をすます 3

生まれたときに割り当てられた性別とは、異なる性自認を生きる「トランスジェンダー」。その人権を傷つけるような言説がSNSを中心に起きています。たとえば秋田県内では、一部の議員がトランスジェンダー女性への偏見につながるような発信をSNSなどで繰...
ジェンダー

マイノリティの声に、耳をすます 2

生まれたときに割り当てられた性別とは、異なる性自認を生きる「トランスジェンダー」。その人権を傷つけるような言説がSNSを中心に起きています。たとえば秋田県内では、一部の議員がトランスジェンダー女性への偏見につながるような発信をSNSなどで繰...
ジェンダー

マイノリティの声に、耳をすます 1

生まれたときに割り当てられた性別とは、異なる性自認を生きる「トランスジェンダー」。その人権を傷つけるような言説がSNSを中心に起きています。たとえば秋田県内では、一部の議員がトランスジェンダー女性への偏見につながるような発信をSNSなどで繰...
コラム

「宗教右派とフェミニズム」 記者として、自分がスルーしてきたこと

20年ほど地方紙で記者をし、その間に取材したこと、目にした事象のひとつひとつの背景に、私は目を凝らしていただろうか。発表されたもの、見聞きしたことの表層を書いていたのではないか。  「宗教右派とフェミニズム」(山口智美/斉藤正美 著)を読み...
さまざまな記事

リアルで会うことが抵抗のかたち 秋田市で「トランスジェンダーと話す会」

「トランスジェンダーと話してみませんか?」というワークショップが10月中旬、秋田市で行われた。SNSなどでトランスジェンダー(出生時に割り当てられた性別とは異なるジェンダーアイデンティティをもつ人)への誹謗中傷があるなか、「当事者がどのよう...
さまざまな記事

デマを基に市議が一般質問 秋田県にかほ市 「差別する意図はなかった」

秋田県にかほ市の市議会議員が6月8日の市議会で、SNS上に流布した虚偽情報(デマ)を基に一般質問をしていたことが判明した。 デマは、埼玉県が設置の検討を進めている「オールジェンダートイレ」に関するもので、LGBT理解増進法の法制化について議...
コラム

知った瞬間、世界は変わる 『トランスジェンダー入門』を読んで      

当事者に語らせる前に トランスジェンダーの痛みを知らなければいけない。そう考えて『トランスジェンダー入門』(周司あきら、高井ゆと里)を読み始めた。 トランスジェンダーの人たちを傷つけてきたものは何なのか、これ以上傷つけないためにどうすればい...
コラム

私たちはつながっている

時代をつくる最高裁判決 2023年7月11日、最高裁判所が一つの判断を示した。経済産業省に勤めるトランスジェンダーの女性が、職場の女性用トイレの使用を不当に制限されたとして国に処遇改善を求めた訴訟で、最高裁は女性の訴えを認め、国の対応を「違...
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